白衣の投資家ライダー

初めまして。薬剤師をしています。趣味はバイクに乗ってツーリングをすることです。それと投資信託もやっています。皆さんに良い情報を提供できればなと思います。

薬学部とは?

どうもこんばんは、白衣の投資家ライダーです。

今回は薬学部というところに関して皆さんにお伝えしていきたいと思います。

 

今回の目次は下記になります。

1.薬学部とは?

2.入るのは簡単だが出るのは難しい

3.学費の問題があります

4.6年間の大まかな学習

5.まとめ

 

1.薬学部とは?

薬学部とは薬剤師になるための学校と思っている方、当たっているとは言えませんが外れているとも言えません。

なぜかって?

薬学部は4年制と6年制があって、薬剤師になりたい人は6年制に進む必要があるからです。

では4年制とは何なのでしょうか?4年制に入る方は薬剤師というよりも研究者になりたいという方が入学します。

残念ながら私は薬剤師を目指して6年制に入学したため、4年制の情報はこれだけしか知りません。でも履修科目もそんなに大きくは変わらないと思います。どちらも基盤科目は大切ですからね。

 

2.入るのは簡単だが出るのは難しい

では皆さんが薬剤師を目指して6年制に入学したいと考えたとしましょう。6年制の大学って皆さんは想像つきますか?

6年制の大学って薬学部以外に医学部医学科、獣医学部獣医学科ぐらいですからね。あまり周りにこれらの大学に進学した方がいないかもしれません。

入試情報を読んでもざっくりとしか書かれていないことが多いでしょう。

任せてください、私が書きます!(笑)

6年制の薬学部の特徴は、入学は簡単だが卒業は難しい!ということです。国立、公立大学ならどの科目も万遍なく学習する必要がありますが、私立大学だと特定の科目ができれば入学することができます。でも授業も段々難しくなっていくので、卒業となると一筋縄ではいきません。簡単に入学できるからと、薬学部を目指すと苦労するかもしれません。

 

3.学費の問題があります

卒業できない、という以外にも学費の問題があります。国立、公立なら年間90万円×6年間ですが、私立大学だと年間200万×6年にもなりますからね。家計の経済負担はかなりのものになるでしょう。一人暮らしだとさらに家賃などの問題も出てきます。ご家族の方とよく相談して決めてください。

 

4.6年間の大まかな学習

高校の勉強も頑張って学費の問題も解決したとしましょう。では肝心の大学生活です。くどいですが6年間もあるから長い長い(笑)そんな6年間は大まかに3つに分けられるのではないでしょうか。

1年生~2年生:基礎教育。高校の延長線で講義を行います。徐々に実習も開始されて化学や生物などのしくみや考え方を学びます。高校で物理や生物、化学を学習してこなかった人でも頑張りしだいでどうにかなります。

3年生~4年生:徐々に専門科目の勉強も始まります。実習も本格化して、口頭試問で答えられないと20時前まで居残り、なんてこともあります。大学によっては3年生から各々の研究室に配属される場合もあります。研究室配属というのは卒業研究のために調査研究や実験を行うために配属されます。また4年生ではCBTとOSCEと呼ばれる実務実習前の試験があります。CBTは座学試験、OSCEは実技試験になります。勉強を頑張っていれば問題なく通過できます。

5年生~6年生:今まで学んできたことの集大成をぶつける時です。4年生の後半から5年生では病院実習、薬局実習に出向いて実際の現場を体験します。ここで尊敬できる薬剤師に出会えればラッキーです。その人にくっついて勉強させてもらいましょう。6年生では卒業研究と卒業試験が待っています。卒業研究では夜中まで残ってデータ収集、解析をします。卒業試験では毎日勉強に励みます。経験上24時間勉強している状況になります(笑)それを通過して初めて薬剤師国家試験を受験することができます。

 

5.最後に

どうだったでしょうか。私は長いようで短い6年間でした。ここで知り合った同級生、先輩、後輩は生涯の宝になります。近くの病院や薬局に行ったり、勉強会に行くと誰かしら知り合いに会います。その時に熱く薬剤師論を交わすことだってあります。ぜひ、読者の皆さんも薬剤師になってみませんか?非常に濃い大学生活を乗り切ると、充実した毎日が待っています。ぜひ、一考してみてください。

ではまた!!

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