白衣の投資家ライダー

初めまして。薬剤師をしています。趣味はバイクに乗ってツーリングをすることです。それと投資信託もやっています。皆さんに良い情報を提供できればなと思います。

【体験記】薬剤師になるまで

こんばんは、白衣の投資家ライダーです。

今回は私の薬剤師国家試験合格までの体験記を書いていきたいと思います。皆さんの勉強の参考になれば良いなと思います。

 

今回の目次は下記になります。

1.高校生時代

2.高校から大学へ

3.大学生活

4.国家試験受験へ

5.最後に

 

1.高校生時代

普通は薬剤師というと進学校に在学していたり、普通科高校に通っている方が多いと思います。そんな私は工業高校に通っていました。高校受験の時には何か他の人と違うことがやりたいのと成績的には下の下だった私は成績的に通える高校が限られていたことを踏まえて地元の工業高校に進学しました。つまり工業高校出身の薬剤師です。皆さんが数学や英語の勉強をしている時間に私はアーク溶接や測量の授業に熱心に取り組んでいました。

 

2.高校から大学へ

そんな工業系の専門科目を学ぶ一方で、化学系の実習も多く学ぶことができました。実験に取り組むうちに研究者という道も良いなと漠然と思うようになりました。調べてみると化学を専攻とする分野は理学部、薬学部があることを知りました。その時に、薬学部だと化学も学べるけど幅広いことが学べるし国家試験が取れるじゃん、と安易な気持ちで大学受験を決意しました。しかしそれが悲劇の始まり。この高校は就職のためのカリキュラムは素晴らしいのですが進学のためのカリキュラムははっきり言ってお粗末なものでした。専門科目に時間の大部分を割くので普通科の勉強時間が少なくなります。しかも授業内容も3年間かけて中学の英語にほんのちょっと毛が生えたレベルを習得するというもの。必然的に自分でも勉強しなければなりません。普通の授業が終わってから補習をしてもらったり予備校に通う等して勉強を進めていきました。途中、浪人というイレギュラーな経験もしましたが無事私立大学の薬学部に進学しました。

 

3.大学生活

晴れて薬学部に進学した私は好きだった化学の実験をしたいと思い、早期研究室インターンシップ制度を利用して1年生のうちから研究室に通って実験を始めました。夜遅くまで研究室で実験して帰る、翌日は9時から講義、というハードな生活でしたが充実していました。その後、4年生に進級するにあたって正式に研究室配属を決める必要がありました。その当時はiPS細胞がとても有名になっていたこともあって生物系の研究室に行きたいと思って化学系の研究室から生物系の研究室に変更しました。つまり私の大学生活は研究室生活と言っても過言ではないということです!充実した毎日でした。

 

4.国家試験受験へ

さてその後私は薬剤師となりました。なぜ大学院へ進学しなかったのかというと研究室生活を送っているうちに、単調すぎて面白くないことに気付いたのです。細胞を扱っていても向こうから頑張っているねと話しかけてくれるわけではありません(当たり前か(笑))要所要所で先生と話し合うことはありますが、無い時は一言もなく帰宅する時だってあります。それが私には耐えられなかった。化学や生物は好きだけど、それで飯を食べていくのはどうなのだろうかと思うようになりました。だったら微力ながらも患者さんの役に立てる薬剤師という職業の方が良いのではないかと思うようになりました。しかし薬剤師になるまでにも卒業延期による国家試験未受験、大阪の予備校に通った等イレギュラーなことがありました。6年半の大学生活を送ってやっと薬剤師になることができました。

 

5.最後に

長々と書いてきましたが、薬学部受験決意から大学進学、国家試験受験、薬剤師になるまであっという間だったように思います。その間にやりたいことが少しずつ変化してきましたが、やってみたからこそ向き不向きを体感できたのだと思います。私も30代になりましたがまだまだやりたいことがたくさんあります。皆さんのやりたいことは何ですか?ぜひ皆さんのやりたいことを聞かせてください。

 

ではまた!!

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