どうもこんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は遠隔服薬指導の現状に関する話をしていきたいと思います。
実は今日、薬剤師関係のイベントに参加してきましたが、そこで出席したセミナーが実に有意義なものだったので皆さんに情報共有できればと思って本記事を書きました。
今回の目次は下記になります。
1.遠隔服薬指導とは?
2.遠隔服薬指導の要件とは?
3.現状の問題点は?
4.問題解決のために
5.最後に
1.遠隔服薬指導とは?
頂いた資料からの引用になりますが、遠隔服薬指導とは
薬局⇔患者間でビデオ通話を使って遠隔で服薬指導を行う行為
だそうです。(『遠隔服薬指導の現状と今後について:株式会社エムティーアイ』より引用)
2.遠隔服薬指導の要件とは?
遠隔指導服薬はどこでもできるわけではなくて、条件があります。
の厳しい条件があります。
(『遠隔服薬指導の現状と今後について:株式会社エムティーアイ』より引用)
また診療に関してもオンライン診療が実施されている場合になったりと厳しいようです。
3.現状の問題点は?
遠隔服薬指導は現段階で一部の限られた薬局で実施されています。そんな中でも多くの課題があるのが現実です。
①対象患者が少ない
②処方箋の原本が必要
③患者へのトレーニングが必要
(『遠隔服薬指導の現状と今後について:株式会社エムティーアイ』より引用)
①に関しては、対象疾患が限られていたり、地域に限りがあることが原因だと言われています。
②に関しては、遠隔での服薬指導、時代はペーパーレスに進んでいるにも関わらず、紙の処方箋が必要なのがネックだと私は感じました。
③に関しては、もちろん初めての方になると利用に至るまでの流れの説明に時間を取られたり、ビデオ通話の操作方法の説明に時間がかかったりと問題点は山積みです。他にも配送料の負担や薬の配送の問題点があります。また、遠隔ともなると薬局側と患者側の双方の時間の折り合いをつける必要があるので、人数が少ない薬局は実施に慎重になる可能性もあります。ここをどう詰めるかが大切だと感じました。
4.問題解決のために
問題解決のためには法律の改正が望まれますね。対象地域の拡大と処方箋の原本に関する法律は話し合って規制緩和をしてほしいものです。しかし一方で患者トレーニングは法律とはあまり関連性がないのでここは医療者側がしっかりと考えていく必要があります。
5.最後に
遠隔服薬指導はまだまだ発展途上といった感じですが、これから先は多くの方に医療を提供できる手法であることに間違いはないでしょう。今後数十年後には当たり前に遠隔服薬指導ができる時代が来るかもしれません。そうなった時に医療者側がいざ遠隔指導?そんなのは我々にはできないと言えますか?ぜひ日常業務の傍ら、医療技術にも触れていきたいと思います。
最後に今回のセミナー、ブースで頂いた資料です。明日も実施されているみたいですね。時間があれば参加をしてみたいと思います。
ではまた!!