どうも皆さんこんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は薬害について語っていきたいと思います。
薬学生だとテストなどで必ずと言って良いほど問われる「薬害」。テストだけで終わって良いのでしょうか。一般の方でもサラっと学習した経験もある方もいるでしょうが、深堀していくことが重要ではないでしょうか。
ではさっそくみていきましょう。
今回の目次は下記になります。
1.薬害にはどんなものがあるか?
2.サリドマイド事件
3.薬害エイズ事件
4.薬害ヤコブ
5.薬害肝炎
6.薬害イレッサ
7.最後に
1.薬害にはどんなものがあるか?
日本では過去に薬を原因として様々な事件が発生しました。
サリドマイド事件、薬害エイズ事件、薬害ヤコブ等など・・・・・。
薬学を学ぶものとして知っておくのはもちろんですが、一般の方も知っておくべき事件ではないでしょうか。
今回は簡単にですが紹介をしていきたいと思います。
本記事をきっかけに皆さんでも学んでいただければ良いかなと思います。
2.サリドマイド事件
いつ起きたのか:1950年から60年代
原因:サリドマイドと言われる鎮静、催眠薬を妊娠初期の母親に使用したことによって、出産した胎児に影響が出た事件。
その後:1974年に製薬会社と和解が成立
3.薬害エイズ事件
いつ起きたのか:1996年
原因:HIVに汚染された血液凝固因子製剤を使用したことによりHIVに感染した事件。
その後:1999年に和解が成立。
4.薬害ヤコブ
いつ起きたのか:1973年に輸入承認されたヒト乾燥硬膜を使用したことによって起こった事件。
原因:ヒト乾燥硬膜の移植によりヤコブ病に感染した事件。
その後:2002年に和解が成立。
5.薬害肝炎
いつ起きたのか:1963年頃
原因:血液凝固因子製剤を使用したことによってC型肝炎の感染被害が出た事件。
その後:2009年に肝炎対策基本法が成立
6.薬害イレッサ
いつ起きたのか:2002年頃
原因:イレッサと呼ばれる抗がん剤を使用したことにより起こった事件。
その後:2013年に国と製薬会社の責任を否定した原告敗訴
7.最後に
上記の記事を読んで、事件が発生してから判決が出るまでにかなりの期間を要していることがわかると思います。
繰り返しになりますが、薬害は我々医療スタッフだけでなく、多くに方に知って頂いて事の重大さを考えていかなければいけない事件だと言えます。
今回の記事を読んでくれた方が、自分でも調べてみようと思ってくれたら幸いです。
ではまた!!