こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は、薬剤師国家試験に関する話をしたいと思います。
この記事の対象はこれから薬学部に進学する方に向けた内容となっていますが、薬学生の方にも参考になるかと思います。
今回の目次は下記になります。
1.薬剤師国家試験の合格率のカラクリ?
2.薬剤師国家試験の内容
3.薬剤師国家試験合格に向けてやること
4.まとめ
1.薬剤師国家試験の合格率のカラクリ?
薬剤師国家試験が終わってからしばらくすると各大学から薬剤師国家試験合格率なるものが発表されますね。
難化しているといわれる薬剤師国家試験の合格率は高いところで90%、95%、場所によっては100%なんて大学もありますね。
これを聞くと
じゃあ、1年生が100人入学したら全員合格できるってことか!!
と思う人もいるかと思います。
昔の僕もそう思っていました。
・・・違いますよ!?
声を大にして言いたい。
違います!!
ここで意識しなければならないのは留年というものがあります。
薬学部では各学期で留年する人が結構います。
推測ですが進級できなかった人が毎年3人ぐらいいます。さらに途中で退学する人もそれなりの数います。
そうなると6年生の段階で3×5の15人ぐらいが留年します。
6年生の時には単純に考えて85人ぐらいになります。
実際は学年が上がるにつれて留年率が上がるのでもっとひどいことになります。
じゃあその85人全員が国家試験に受かるかというとそうでもない。
なにせ卒業試験をクリアしないといけません。
卒業試験をクリアしないと薬剤師国家試験の受験資格すらありません。
この卒業試験でも数人から数十人が落ちて国家試験を受験せずに終わります。
だから実際に国家試験にストレートに挑むのは約80名ぐらいでしょうか。
その人たちが全員国家試験通過となれば合格率100%、半分なら50パーセントになります。
・・・ええ、これぞ国家試験合格率のカラクリです。
皆さんはそれを踏まえて大学を選びましょうね。
じゃあそんな薬剤師国家試験の中身を覗いてみましょう。
2.薬剤師国家試験の内容
ではそんな薬剤師国家試験の中身を見ていきましょう。
まず科目は物理、化学、生物、衛生、薬理、薬剤、病態、法規、実務ですね。
計345問を2日間で解きます。
難易度は近年は難化傾向にあると言われていますが、年によって、また科目によってバラつくので一概に言えません。
合格基準については相対評価や禁忌問題が導入された等いろいろ言われています。
問題傾向が変わる可能性も今後はあるでしょう。
よく先生方の話を聞いて正しい情報を入手することが大事です。
けど僕自身やれることはそこまでは変わらないのかなと思っています。
3.薬剤師国家試験合格に向けてやること
どれだけ試験が変わったり難化してもやれることはあります。
過去問を重視することです。
大事なことは何度も形を変えて登場します。
その大事なことは何かというのは過去問を解き進めていくと気付くことができます。
だからまずは過去問をやることが大切です。
4.まとめ
今回の記事のまとめになります。
薬剤師国家試験の合格率のカラクリを知ろう。
国家試験の中身を知ろう。
合格に向けてやることはまずは過去問だ!!