こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は、おすすめの国際協力本を紹介したいと思います。
以前の記事で大学院を修了した話をしましたね。
lab-coat-investor-rider.hatenablog.com
そんな私、
留学経験なし
海外旅行は1回
の私です。
そんな私が国際協力を専攻した理由は
- これからの薬剤師のフィールドを開拓したいと思った
- 他分野の人と情報を交流してみたかった
の上記2点かなあと思います。
多くの薬学生の方は免許さえ取れたら良いと考えています。
それ自体は人それぞれの考え方があるので別にどうこういうつもりはありませんが、私はせっかく薬剤師という資格を取るのなら他国の薬剤師はどうなのだろうか、医療制度はどうなのだろうかと興味があったんです。それを勉強してみても面白いのではないだろうかと思いました。これが『これからの薬剤師のフィールドを開拓したいと思った』ということに繋がります。
次に『他分野の人と情報を交流してみたかった』について。これは大切なことです。だって一般的な薬学系の大学院だとせいぜい医療系分野、化学系、生物系の学生、教員がいてそこで議論するだけで、薬学という分野の専門家にはなれるけど、繋がりは薬学系の専門家ばかりになってしまいます。なのでできるだけ多くの人と繋がれる国際協力という分野を選んでみました。結果は良!30代の私が一番年下でしたが、同級生には学校の先生や国際協力の分野で働いている学生、1つ上の学生には看護師の方がいたりと多くの分野の学生と交流することができました。
一方で他分野の大学院進学の場合、気になるのが勉強についていけるのかということです。
結果から言えば、
自分に近い分野の講義を取ると、単位取得は可能!
ということです。
単位を取得するためにこのような考えはどうかという意見もあるかもしれませんが、単位が取得できないと修了できませんからね。単位を取得することを考えるとこういうことも大切です。でもまあ結局、完璧な同分野ではありませんから、新しい発見もありますから、勉強にはなりますよ。
そんな中、全くの異分野の国際協力を専攻していた私に、入門書はあるのかと言う質問がやってきたらおすすめする本は『国際協力学/東京大学出版会』になります。
国際協力と言う言葉をほとんど知らなかった私がこの本を読んだ感想は、良くまとめられている良書だなあと思いました。
1年生の時に読んだ本ですが、私にとって未知の国際協力と言う分野の現状や問題点がギュッと凝縮された本になっていて、入門書としてはうってつけです。
この1冊があれば国際協力の大枠を知ることができます。ぜひ、国際協力とは何ぞやという人がいたらこの本を読んでみてください。
そんなあなたにぴったりの本になっています。
ではまた!!