白衣の投資家ライダー

初めまして。薬剤師をしています。趣味はバイクに乗ってツーリングをすることです。それと投資信託もやっています。皆さんに良い情報を提供できればなと思います。

受験勉強における理解するとはどういうことなのかという話をしたい

こんばんは、白衣の投資家ライダーです。

今回は、受験勉強における理解するとはどういうことなのかという話をしたいと思います。

今回の目次は下記になります。

1.理解するとはどういう状態か?

2.受験生時代の私

3.ではどうすれば良いのか?

4.最後に

 

1.理解するとはどういう状態か?

いきなりですが、大学の講義や薬剤師国家試験対策の講義を受けていると理解していないから解けないんだ、というような発言を聞くことが多いと思います。私も散々受験生の時に言われましたが、根っから頭がよろしくない私は、理解って何??って感じでした。

早速家に帰って辞書を引いたりしてみると、物事の道筋が正しく~みたいな表現が書かれています。うん、だから?って感じです。

でも今ならこの理解するということが大体わかります。

私なりに考える理解、とは

問題の1つを周辺知識も踏まえて解説できる状態

だと考えます。

 

2.受験生時代の私

ここで少し時を戻してみようと思います。受験生時代の私。

問題を解いて終わりでした。この薬物の機序は?と言われたらコレだ即答できるレベルだとしましょう。

で、質問を受けます。

詳しく説明してみて?それと他に効く薬物との違いは?

私は答えられません。なんせ応用が効かないから。

もっと簡単に言うと、1+1=2と学習しても、なぜ2かわからないという状況ですね。

なぜ2になるのか、他に2となる計算はないのかを押さえる必要があります。

どうしてそうなるのかを考える必要があります。

 

3.ではどうすれば良いのか?

では理解するという状態にまでもっていくにはどうすればよいのかと言えば実に簡単で、上記にも示したように、問題の1つを周辺知識も踏まえて解説できる状態にすれば良いんです。

りんごが1個、もう1個あると、ひとつ、ふたつで2個になるよね。他に2となる考え方としては割り算という考え方があります。4つのりんごを2人で公平に分けると、2つずつになるよね、という具合です。

薬剤師国家試験的には、××という薬剤は胃の○○という受容体を遮断して、作用を示します。あとは似たような薬としては△△という薬があってこれは○○よりも下流の受容体を遮断して効果を示します。この薬剤の対象疾患としては◎◎等があり、症状は・・・。というような感じでしょうか。

 

4.最後に

まあそもそも、その前に1+1は?と聞かれて答えられなければ話になりません。

個々の薬物の機序を覚えていないと先に進みません。

なので最小限の暗記は必須なのです。

その上でもう一歩踏み込んで、周辺知識を制覇していく。するとある時に、ぶつ切りだった単語が、繋がり、一つの問題から多くのことを学べます。

これが理解したという状態なのではないでしょうか。

だから、国家試験的には生物と薬理学、薬剤学を別々の分野と考えるのは素人であり、合格する人は全ての科目が頭の中で繋がっているのです。

なので合格する人は1つの問題を見ても、学べる量が違うんです。

このレベルまで達すると、下手すりゃ国家試験に出そうな問題を予想できることも可能ではないでしょうか。

ぜひ、理解のための暗記を心掛け、その先を目指してください。

 

 

ではまた!!

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