白衣の投資家ライダー

初めまして。薬剤師をしています。趣味はバイクに乗ってツーリングをすることです。それと投資信託もやっています。皆さんに良い情報を提供できればなと思います。

私から薬学部実務実習の学生、薬剤師双方へのお願い

こんばんは、白衣の投資家ライダーです。

今回は、私から薬学部実務実習の学生、薬剤師双方へのお願いに関する話をしたいと思います。

カテゴリ的に薬学部向けと薬剤師向けのどちらが良いか悩んだのですが、主として薬剤師側に焦点を当てたいのであえてこちらに書くことにしました。

今回の目次は下記になります。

1.実務実習とは何か?

2.学生目線で言えば・・・

3.4年制の薬学部ではなかった長期の実習

4.私は実務実習は不要と考えます

5.とはいえ制度は変えられない

6.最後に

 

1.実務実習とは何か?

実務自習とは薬学部の4年生、5年生が薬局や病院で行う実習のことであり、11週と比較的長期に行われる実習のことです。

 

2.学生目線で言えば・・・

まあ学生目線で言わせてもらうのであれば、体験授業です。ここで実際の薬剤師業務を経験して

  • 薬剤師とはどういう存在なのか
  • 地域における薬剤師とはどういう役割を担っているのか
  • 将来の薬剤師像

を考えます。この段階で学生自身の大まかな進路が決まると言っても過言ではありません。

 

3.4年制の薬学部ではなかった長期の実習

ひと昔前の4年制薬学部の時にはこのような長期の実習はありませんでした。短期的、希望者にはあったそうですが。数年前に6年制に移行するにあたり、実務的な経験を大学側にも行わせようということで始まった実習。私個人的には、正直この実習のメリットはあまりないかなと思います。

 

4.私は実務実習は不要と考えます

項目2にも挙げたような経験をするには大いに結構ですが、そんなものは就職すればいくらでも経験できます。4年制で卒業して働いていた給料2年分(約800万円)を得ずにわざわざ2年も大学に通って学費約400万円を支払うのです。そんな大金を支払うぐらいの価値ある2年間かと言えば私自身は価値はなかったように感じるのです。もちろん自分では勉強していましたが、薬剤師とは一体なんだろうかと思わせる場面が多々あったわけです。

何の権限も有さずに形ばかり6年制になった薬学部は軒並み志願者減少のようですし、数字に出ているわけです。

 

5.とはいえ制度は変えられない

まあ久しく愚痴ったわけですが、この制度は変えられません。なので、実習生を受け入れる側の先輩方にはお願いがあるわけです。

  • 学生は薬剤師としてのあなたをしっかりと見ていますので、尊敬される薬剤師を見せましょう
  • 日常業務なんて就職すればいくらでも触れることができるので、薬剤師しかできないこと、介入すべき事項を教えるようにしましょう

学生さんにもお願いです。

  • 2年間で約400万円も支払うのですから、とことん貪欲に学びましょう
  • 尊敬できる薬剤師さんに出会うために、積極的に指導薬剤師を使いましょう

 

6.最後に

今回は久しく愚痴のような内容になりましたが、薬剤師、学生さん双方にあってほしい姿を書いてみました。ぜひ、貪欲に学んでいきましょう。私も貪欲に学び続けていこうと思います。

 

 

ではまた!!

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