こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は難しい言葉をいかにかみ砕いて伝えるかが難しいという話をしていきたいと思います。
今回の目次は下記になります。
1.はじめに
2.患者さんへの説明が難しい
2.1.教科書通りではダメ・・・
2.2.もっと簡略化すれば良い
3.最後に
1.はじめに
まずは私のことを知らない、という読者の方のために簡単に自己紹介をしておきます。
◎工業高校卒業後に一浪して薬学部に入学(物理、化学、生物をはじめ、ほぼ全て独学)
◎大学では卒業延期を喰らいながらも翌年の薬剤師国家試験になんとか合格して薬剤師になった
◎要領もかなり悪いと自負していて、何をしても人の5倍はかかるような人間である
以上が私の自己紹介です。そんな私でも薬剤師国家試験に合格した今、薬剤師として働いています。このブログは、受験生の皆さんに少しでも誤った勉強をしてほしくないと思って執筆しています。
2.患者さんへの説明が難しい
新人の方はそろそろ職場にも慣れて、人によっては病院であれば病棟に繰り出したり、薬局であれば一人で患者さんのところに出向いて薬の説明をすることがあるでしょう。今回はそんな患者さんへの説明に関する話をしていきたいと思います。
2.1.教科書通りではダメ・・・
当然と言えば当然ですが、患者さんへの説明の時に
大学で学んだことをそのまま伝えてもダメ
です。極端な話をすれば
これは第三世代と呼ばれる薬の一種で・・・・
と言っても患者さんは何のことだかさっぱりわかりません。というか
飲むのにその情報は必要か?この人は大丈夫だろうか?
と不信感に繋がってしまいます。
2.2.もっと簡略化すれば良い
患者さんに対していきなり詳しいことを話してもダメ出し、飲むのに必要ない説明はこの際省きましょう。
この薬の効果は○○です。飲むタイミングは1日1回で・・・・。
ぐらいで十分でしょう。要は
自分がコレを安心して飲もうとすると何を気にするだろうか。
を伝えれば良いのです。
その後の詳しい情報は患者さんから聞かれたら答えたら良いし、不要だと思えばその情報は伝えなくて良いでしょう。
3.最後に
今回の記事はどうだったでしょうか。まとめると
- 最初から詳しい情報はいらない
- 簡略化させて要点を伝える
- その後に必要と思う内容を補足で伝える(副作用や相互作用等)
上記のように患者さんに伝えるだけでも十分患者さんにとってわかりやすいのです。
何をどのように簡略化させるか、必要な情報と不要な情報は何か・・・これについては病院や薬局ごとにかなり違いがあるのが事実です。なので
勤務している上司の姿を見て学習しましょう。
その時に上司が伝えていないことは伝えなくても良い情報だろうし、何かしら理由があって伝えていないのかもしれません。そこはその場の空気を読みながら学習していきましょう。引き続き勉強していきましょう。
ではまた!!