こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は、世の中には2つのやさしさがあるという話をしていきたいと思います。
皆さんは困っている人がいたら手を差し伸べますか?少し考えてみてください。
・・・私なら基本的には助けません。
今回はそんなやさしさに関する話をしていきたいと思います。
- 2つのやさしさ
私は世の中には2つのやさしさがあると思っています。
1つはその場の窮地をしのぐためのやさしさ。
2つめは成長に期待するやさしさ。
どういうことだよ、と言われそうですね。下記に例を示しながら話を進めていきたいと思います。
例
ある国で貧困が故に困っている人がいたとします。
あなたはその人に「どうして困っているのか」を尋ねました。
すると「水が無くて困っている」と答えました。
あなたはどのようにしてこの問題を解決しますか?
- その場の窮地をしのぐためのやさしさ
この場合のやさしさは、水がないなら水を与えよう、という考えになります。
そうしてもし仮に自分が水を持っていればその水を与えます。もし手持ちに水がなければ、どこかから自分で買いに行くかもしれません。
そういて水を困っている人に渡すと問題は見事解決するわけですね。
これはこれで正解だと思います。
しかしです。根本の「水がない原因」は解決していませんね。どうして水がないのか、持続的にその困っている人が水を得ることは不可能なのではないか、そのような問題が残っています。
この、窮地をしのぐやさしさは、その場の1点に関しての問題は解決しますが、持続的な問題を解決するには適していません。
もしまたその困っている人が「水が欲しい」と言い出したらどうするのか・・・考えておく必要があります。
- 成長に期待するやさしさ
次に提示するのはこのタイプのやさしさ。これはどういうことかというと、水がないのはどうしてか、という問題を解決し、水を得る方法をその人に伝授します。つまり自分がいない時でもその困っている人は水を継続的に得ることができるのです。
ここだけ聞くと2つめのやさしさの方が良いように聞こえるかもしれませんが、そうでもありません。たとえば、想像よりも時間がかかることが挙げられます。
素早さはどうしても劣ってしまうわけです。
しかし私は現状としては多くの人に対してはこの2つ目のやさしさを使っています。自分で考え、打開策を考える方が成長すると考えているからですね。
- 最後に
今回の記事はどうだったでしょうか。やさしさと聞くと、どうしてもその場ですぐに手を差し伸べることと、と考える人が多いのも事実です。でもそんな人は少しだけ相手の成長性に賭けてみてはどうでしょうか。きっとそちらの方が将来的にはその人の為になるはずです。
ではまた!!