こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は【博士課程】大学院へ進みたい人へという話をしていきたいと思います。
今回の目次は下記になります。
1.はじめに
2.大学院博士課程へ進学するということ
3.博士課程・・・
3.1.基本的にやることはシンプル
3.2.修了条件に苦しむことがある
3.3.学位を取得できない可能性もある
4.最後に
1.はじめに
まずは私のことを知らない、という読者の方のために簡単に自己紹介をしておきます。
◎工業高校卒業後に一浪して薬学部に入学(物理、化学、生物をはじめ、ほぼ全て独学)
◎大学では卒業延期を喰らいながらも翌年の薬剤師国家試験になんとか合格して薬剤師になった
◎要領もかなり悪いと自負していて、何をしても人の5倍はかかるような人間である
以上が私の自己紹介です。そんな私でも薬剤師国家試験に合格した今、薬剤師として働いています。このブログは、受験生の皆さんに少しでも誤った勉強をしてほしくないと思って執筆しています。
2.大学院修士課程へ進学するということ
多くの人が大学院の修士課程を修了したら就職することでしょう。
学部→修士課程のような進学率とは打って変わって、博士課程に進学するという人はほとんどいません。それはなぜかというと就職率に影響するから、お金がないから、体力的に難しいからといったような理由が考えられます。
気持ちは十分に分かります。先も見えない状況の中で、周りの人が就職したり結婚する中で自分だけ大学で研究をしているのですからね。しかも人のよっては奨学金というものを抱える人もいるでしょう。そんな状況ではとても穏やかに生活することなど出来るわけありません。
しかしまあ博士課程というのはある一定の層から需要はあるんですよ。それが大学教員や研究員です。この手の職業は博士号は必須と考えてもらっても良いでしょう。
ではそんな博士課程はどのような生活を送ることになるのでしょうか。少し見てみましょう。
3.博士課程・・・
3.1.基本的にやることはシンプル
博士課程というととんでもなく忙しいといったイメージを描ている人もいるかもしれませんね。
でも多くの場合、授業やレポートといった類はほとんどないので多くのタスクを同時並行で行うといったことはありません。やることはシンプルです。
研究一本です!
良くも悪くも3年もしくは4年、もしくは5年間は研究に従事するのです。シンプルですがそれゆえ並大抵の精神力では挫折してしまう可能性もあります。
3.2.修了条件に苦しむことがある
何といっても博士課程の修了条件というのが曲者です。
英語の論文に筆頭著書として〇本投稿する
これは私がいろいろな大学に行って相手の先生から言われたことです。
国立大学では2本、私立大学では1本といったように同じ研究科にも関わらず投稿本数が違うことがあります。この条件に関しては、大学毎、研究科ごとに違いますので予め先生に確認を取るようにしましょう。
3.3.学位を取得できない可能性もある
学士や修士といった学位は比較的取得は簡単であると言われています。
しかし博士となるとそうもいきません。
3年、4年、5年頑張ってきたのに学位を取れなかった・・・何のために通ったんだ・・・、となる可能性もあるのです。その点は肝に銘じておく必要があります。なにせ時間とお金の両方を無駄(とまでは言いませんが)にする可能性を秘めているんですからね。
4.最後に
今回の記事はどうだったでしょうか。
博士号・・・日本では最高の学位と位置するものですが、それゆえ取得までの道のりは簡単ではありません。
修了条件は大学や研究科による上、学位を取得できないままに終わる可能性もあるのです。
このことは意識して大学院入試を受けるか否かを決めるようにしましょう。
ではまた!!