こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は、現場に出ると一番使えない医療職が薬剤師であるという話をしていきたいと思います。
今回の目次は下記になります。
1.はじめに
2.4月から働く方へ
2.1.一番現場で使えない医療職が薬剤師である
2.2.なぜ使えないのか・・・
2.3.問題を解決するために
3.最後に
1.はじめに
まずは私のことを知らない、という読者の方のために簡単に自己紹介をしておきます。
◎工業高校卒業後に一浪して薬学部に入学(物理、化学、生物をはじめ、ほぼ全て独学)
◎大学では卒業延期を喰らいながらも翌年の薬剤師国家試験になんとか合格して薬剤師になった
◎要領もかなり悪いと自負していて、何をしても人の5倍はかかるような人間である
以上が私の自己紹介です。そんな私でも薬剤師国家試験に合格した今、薬剤師として働いています。このブログは、受験生の皆さんに少しでも誤った勉強をしてほしくないと思って執筆しています。
2.4月から働く方へ
就職で4月から働く方もいるでしょう。ようし、薬剤師になったんだから病院や薬局でバリバリ働くぜ!という人もいるでしょう。今回は、初めて社会人として働くという方に向けた記事になります。
2.1.一番現場で使えない医療職が薬剤師である
まずはいきなりで申し訳ないのですが、現実を伝えておきます。
一番現場で使えない医療職が薬剤師である、ということです。
新人の方:・・・?
新人の方には分からない方もいると思いますが、本当にそうです。
2.2.なぜ使えないのか・・・
ではどうして薬剤師が一番使えない職種かというと、大学で学んできた知識と現場の知識がなかなか繋がらないのです。
よくあるのが成分名と商品名が繋がらない、ということですね。
大学の教科書ではほとんどが成分名で書かれていることを考えると現場の商品名が繋がらないのは仕方がないのかもしれませんが。
あとは薬学部はどうしても知識を詰め込んだもの勝ちというところがあります。患者さんからの聞き取り方や言い回しよりも、いかにして国家試験に合格するのかを念頭に置いて講義がなされています。
なので、いざ現場に出ると聞き取り方でトラブルになることもあります。
新人:(血圧を下げる薬が出ているぞ)○○さん、今日は血圧が高かったんですか?
○○さん:(周りに他の人もいるのに)失礼ね、あなた!
・・・ね?知識はあるのに周りが見えていなかったり、配慮が欠けているとトラブルになる可能性もあるのです。
2.3.問題を解決するために
これはもう慣れるしかありません。現場に入り、日々成長していくしかありません。現在の大学の教育に現場に即した講義を期待するのも止めておきましょう。過度の期待は過度の失望を生みますからね。
3.最後に
今回の記事はどうだったでしょうか。
薬剤師というのは、教科書と実現場で似て非なる知識を求められるものです。
まずはそのことを念頭に置いて4月から頑張っていきましょう。
ではまた!!