こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は、薬剤師は不要なのかについて話していきたいと思います。
対象者は新卒薬剤師、薬学部生を目安にしています。
今回の目次です。
1.薬剤師は不要なのか?
2.薬剤師の役割
3.必要とされるために
4.まとめ
1.薬剤師は不要なのか?
まずは結論からです。
薬剤師は必要だと思います。
ではなぜ今回のような記事を書こうと思ったのか。
それはネットや世間の人たちは
薬剤師って必要?
薬さえ出してもらえれば良い
病院でも待って薬局でも待たされる。おまけに病院で伝えたことをまた薬局でも伝えなくてはならない。めんどくさい
といった薬剤師に対する信頼度がないに等しいからです。
でも医師や看護師の中には薬剤師さんがいてくれて助かったよという声も聞きます。特に若い人から。
病院に勤務していた時にも医師や看護師、理学療法士から薬について多くのことを質問されてやりがいを感じていました。お互いに信頼をおいているからこそ成り立っていると言えます。
また近年は多くの薬の登場から医師でさえ全領域は把握できていないという現状があります。
自身の領域の薬は詳しいが他領域の薬になると
え・・・・なにこれ。
という医師がいるのも事実です。
そういった時に薬剤師の力が試されるわけです。
2.薬剤師の役割
しかしあくまでも治療の主体は患者さん本人であること、治療には薬はほぼ必須であるを考えると、薬剤師の役目は大きいでしょう。
薬剤師の役割は
副作用の発見や相互作用チェック
併用薬の確認
各種検査結果から薬の投与量の可否を検討する
など薬全般に渡ることを考えると、患者さんの信頼を得ることが大事になってきます。
そもそも信頼がないと、
普段どういった薬の管理をしているのか
キーパーソンは誰か
手帳に貼付してある薬以外に健康食品の摂取を新たに始めていないか
等の情報は得にくいです。
信頼関係が築けてやっと
実はね、薬剤師さん。私は新しく○○という健康食品を取ろうかと思っているのだけど薬との飲み合わせは大丈夫かしら
薬を飲み忘れることが多いのだけれど、何か対策はあるのでしょうか
といった質問がなされるわけです。
でもそれがなかなか難しい。ではどうするべきなのでしょうか・・・
3.必要とされるために
では必要とされるためにどうすれば良いのかというと
共感と受け答えをしっかりと行う
ことが大切です。
何か教科書のような文章になりましたが、大切なことです。
共感がないと当たり障りのないような返答しかできずに、患者さん本人の気持ちには寄り添っていない。
患者さんからすると
そんな一般論はどうでも良い。私の場合はどうなんだという思いが出てきます。
また受け答えとしては
どうして飲まなければならないのか
という質問に対して
医師が指示しているから
という非常に馬鹿げた答えを言っているようでは信頼を得るどころではありません。
そういった時に患者さんの背景を今までの記録を踏まえてしっかりとアドバイスをする、またその質問に至った原因を聞いてみて、どうすればしっかりと服用してもらえるのだろうかと二人三脚のように一緒に考えていくことが大切になってきます。
また、医師が及ばない領域の薬に関しても同様で
私も分かりません
では信頼が地に落ちます。(まあこれを当人を目の前に言う人はいないと思いますが)
だから常日頃から新しい薬については触れておく必要があります。
4.まとめ
薬剤師は必要である。
- 患者さんから薬=薬剤師に聞いておけば間違いないと言われるために
信頼を得る必要がある
→共感と質問の受け答えをしっかりとする
- 医師や他職種から薬=薬剤師に聞いておけば間違いないと言われるために
日々知識のアップデートを行う
上記を心掛けて業務をしていきましょう。
ではまた!!