こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は薬学部は人気のない学部なのという話をしていきたいと思います。
※今回紹介する薬学部はあくまでも6年制だと考えてください。
今回の目次は下記になります。
1.はじめに
2.薬学部は人気がないのか
2.1.まずは結論から!
2.2.理由1:大学に長い期間通わなければいけない
2.3.理由2:学費が高額になってしまう
2.4.理由3:卒業後の働き方、仕事内容に変化がない
3.最後に
1.はじめに
まずは私のことを知らない、という読者の方のために簡単に自己紹介をしておきます。
◎工業高校卒業後に一浪して薬学部に入学(物理、化学、生物をはじめ、ほぼ全て独学)
◎大学では卒業延期を喰らいながらも翌年の薬剤師国家試験になんとか合格して薬剤師になった
◎要領もかなり悪いと自負していて、何をしても人の5倍はかかるような人間である
以上が私の自己紹介です。そんな私でも薬剤師国家試験に合格した今、薬剤師として働いています。このブログは、受験生の皆さんに少しでも誤った勉強をしてほしくないと思って執筆しています。
2.薬学部は人気がないのか
2.1.まずは結論から!
薬学部は人気があるのか・・・まずは結論から書いてみようと思います。
結論・・・・薬学部の人気はない!
理由に関して次節から示していきます。
2.2.理由1:大学に長い期間通わなければいけない
まず何と言っても大学に長期間通わなければいけません。一般的な大学であれば4年で卒業できるのですが、薬学部は6年間通う必要があるのです。
つまり2年間も社会に出るのが遅れるのです。
これは大きいですよ。
他学部の人はお給料を貰っているのに自分はお金を学費として支払わなければいけないのですからね。
自然と薬学部から足が遠ざかるのも分かる気がします。
2.3.理由2:学費が高額になってしまう
上記と関連して学費が高額になってしまうのも大きいでしょう。
国立大学では金額は一定で年間80万円ほどですが、私立大学では学費が大学により異なりますが、年間約200万円ほどにもなります。
これが国公立、私立共に6年間続きますからね。
4年制の時よりも高額になるのは目に見えています。
2.4.理由3:卒業後の働き方、仕事内容に変化がない
そうやって6年間、懸命に勉強して薬剤師になったとしてもその後の働き方、仕事内容は4年制の頃と大して変わりはありません。
せいぜい病院や薬局、あるいはドラッグストアで見かけるようになったぐらいでしょう。
仕事内容もそんなに変わりません。
2年も余分にかけて大学で勉強したのに見合ってない・・・そう考える学生がいるのも事実です。
3.最後に
今回の記事はどうだったでしょうか。
薬学部は人気がないのかどうか・・・そう聞かれると「ない」と答えると思います。
どうしてかというと
・6年間も大学に通う必要があるから
・学費が高額だから
・卒業後の働き方や仕事内容が4年制の時とほとんど変わっていないから
というのが理由になるかなと思います。
では薬学部がまた昔の様に人気学部になるのはどうしたら良いのでしょうか・・・。
こればかりは個人の力でどうすることもできないので、国の政策を待つことにしましょう。
ではまた!!