こんばんは、白衣の投資家ライダーです。
今回は薬の覚え方について語っていきたいと思います。
今回の目次は下記になります。
1.本記事を書こうと思ったきっかけ
2.大学の講義
3.自発的な学習が必要
4.最後に
1.本記事を書こうと思ったきっかけ
病院薬剤師時代に高校生を対象に講演をする機会がありました。その時に
薬ってたくさんありますよね。どうやって覚えているんですか?
と質問がありました。
ああ、なるほど。たしかに多くのカタカナの羅列をどうやって頭に入れているのかは気になる人は気になると思います。
その時に出した私の回答です。
ある程度は大学の講義で学習をします。また、実際の現場に出た時には大学で学んだ名前から効能効果を類推することが可能なのでそれである程度は対応ができます。しかし多くの場合は自発的な勉強を求められますので、メーカーやネットを使って新しい薬について学んでいく必要があります。
そう、多くの薬剤師の方はおそらく大学での勉強と現場である程度の知識をつけたら後は自発的に学習をしているんです。
2.大学の講義
薬学生は大学の講義で多くの医薬品を学習します。その時に成分名、薬効を覚えるのでそこから知らない薬が出てきても類推することが可能なんです。
例:○○プリル→ACE阻害薬→降圧薬
新しく××プリルという薬が出た。
語尾がプリルだからACE阻害薬→降圧薬に分類される
という流れですね。
多くの薬はこれで推測することができます。
3.自発的な学習が必要
しかし、ジェネリック医薬品だとこれである程度は対応はできますが先発品だと厳しいことがあります。
もうこれは働いている職場で勉強するしかないんです。
本当に。
だってある医療機関にはAという薬があっても、別の医療機関にはAという薬は置いてなくて同効薬のBという薬があることがあり得ます。
いきなりそういうことに遭遇すると当然わからない薬剤師が多いです。
名前が違うと結びつかないんです。
これは仕方がない部分でもあります。
だから瞬時に職場で覚えるしかないんです。
そのために自発的な勉強、情報収取が必要になります。
もちろん既存薬以外にも新薬の相談を医師から受けることもありますから、その時に瞬時に答えられるようにしておかなくてはいけません。
だから新薬についてもメーカーから情報収集をすることを怠らないようにしましょう。
薬剤師って日々勉強なんですね。
4.最後に
薬は大学生活である程度は覚えられます。
しかし、本番は働き始めてから。
大学の勉強から薬を類推することは可能ですが、職場での勉強と自分で勉強する姿勢が大切です。
毎日勉強ですね。
私も頑張ってますので、皆さんも頑張りましょう。
ではまた!!